PS3の購入とHDD交換 ― 2010-08-02
8月26日に発売予定のAceCombat X2がアドホックパーティに対応してそうなので、PS3を買いました。最初はAceCombat X2と同時に買おうと思ってたのですが、新モデル[CECH-2500]が発売されて一つ前のモデル[CECH-2100A]が安くなったので、在庫がなくなる前に買うことにしました。
日本橋をいろいろ歩きまわって最終的にヤマダ電気LABI1なんばで22,800円で買いました。まだ探せば同じように安く売ってるところがあるかも知れません。
今回のモデルチェンジによる変更点は、
- HDDの容量変更
- カラーバリエーション(白)の追加
だけらしいので、新モデルとの差額で買ってHDDを交換することにしました。購入したのはHGSTのHTS545050B9A300で、BestDo!で5,080円でした。HDD代をあわせても新しい160GBモデルより安くあがりました。
HDDの交換自体はPS3のマニュアルに書かれている通りにやれば簡単にできたのですが、システムソフトウェアのインストールで躓きました。マニュアルに書かれていたURLのページにある通りにしても、「利用可能なアップデートデータが見つかりませんでした。」というエラーが表示されて先に進めません。
Googleで検索してみるとどうやらVer. 3.41の問題のようです。Ver. 3.40で試したところ、無事システムソフトウェアをインストールすることができました。中にはMBRの初期化からしないとダメな場合もあるらしいのですが、私の場合はそこまでやらなくても大丈夫でした。
この不具合はSCEも認識していて改修中らしいのですが、システムソフトウェアのダウンロードページには一切そのような記述はありませんでした。多くの人の時間を無駄にしないように、SCEは不具合についてきちんとユーザに知らせて旧バージョンのシステムソフトウェアもダウンロードできるようにすべきだと思います。
あと、チャットで必要になるかと思いLogicoolのワイヤレスキーボードEX100も買いました。無線マウスとのセット品で、これもBestDo!で1,980円でした。
驚いたのは使用する電池で、てっきりマウスが単4 x 2、キーボードが単3 x 2だと思ってたのですが逆でした。キーを押しているときしか電波を出さないキーボードより、動かすだけで何回も電波を出すマウスの方が、電池の減るのが早そうなので合理的なのかもしれません。ただ、おかげでマウスはかなり重もめです。
受信部の感度はかなり微妙で、HDDレコーダなどの電気製品の近くに置くと受信しません。障害物にも弱く、間にものがあると極端に感度が落ちたりします。受信部のUSBケーブルは長いので置場所の自由度はありますが、ラック等に置きっ放しで使うのは難しいです。
PS3用に無線キーボードが欲しい場合は、素直にBluetooth対応のものを購入した方が良さそうです。
[PS Home] ロケット ― 2010-08-07
PlayStation Homeのアイレム広場の射的で貰った積木で遊んでみました。
積木は椅子扱いでパーソナルスペースに配置することができます。ただし、配置には制限があります。地面に垂直な軸で水平方向へ回転させることはできるのですが、地面と平行な軸で垂直方向へ回転させることはできません。簡単に言うと積木を「立てる」ことができません。
そのままでは立てることができない直方体の積木を、転倒させることで立てられないかを試して作ったのがこのロケットです。
まず、直方体を別の直方体に片方の端が載るようにして配置します。次に、台になった直方体を、上に乗った直方体の地面についている方の端に向かって少しずつ動かせます。すると、上に乗った直方体の傾きがだんだん急になって、やがて立ちます。台の積木を早く動かしすぎると、反対側に倒れてしまうので注意してください。
翼の部分の三角柱は、端が台に当たるように落すだけで立てることができます。
立てた積木を直接移動させようとすると元の姿勢に戻ってしまうので、別の積木で押して移動させる必要があります。積木の上の方を押すと倒れてしまうので、押す積木は地面に密着させておいた方が無難です。
ちなみにこのロケットはてっぺんに座ることができます。座ると頭が天井にめりこんで、すごくシュールです。
[PS Home] 汽車 ― 2010-08-07
[PS Home] アルパカ ― 2010-08-07
アイレム積木第3弾のアルパカです。本当はキリンを作ろうとしたのですが、天井が低いので妥協してアルパカになりました。
積木の基本姿勢だけでできるので簡単に作れると思ってたのですが、意外と難しかったです。苦労したのは脚の部分です。
置いてある積木に別の積木を近づけると、接触していないのになぜか置いてある積木が揺れます。円柱の上に立てた円柱が特に不安定で、簡単に転倒して下に落ちてしまいます。4本の脚を立てることはできたものの、胴体の直方体を近づけると2段目の円柱がどうしても倒れてしまいます。
仕方がないので、直方体を脚の真上に移動させ、円柱が揺れないギリギリまで下ろした後、一気に下に下ろして揺れを無理やり押さえ込むようにして載せました。それでも左後ろ足だけは倒れてしまったので、後から胴体と1段目の脚の間に捩じ込んでます。
脚の2段目と首の円柱を省略すれば、ダックスフンドができるような気がします。
「これ以上家具を置けません」って言われたので、新しく何か作ろうとしたら何か消さないといけなくなりました。
[TS-119] QNAP TS-119 Turbo NAS (購入編) ― 2010-08-14
ノートPCからデスクトップPCに入っているデジカメで撮った写真を見たり、CDから取込んだ音楽を聴いたりするには、当たり前ですがデスクトップPCを立ち上げなければなりません。
この煩わしさを解消するためにNAS(Network Attached Storage)を導入しました。
古いPCにLinuxやFreeBSDを入れてSambaを動かす方法も考えたのですが、消費電力が大きいので専用のNASを買うことにしました。
製品の選定に当たり、家で使うNASの条件を考えてみました。
- 写真や音楽が主なのでそれほど大きな容量は必要ない。
- 仕事で使っているわけではないので、少々停止してもかまわない。
- 旅行時の写真など失われると回復できないデータがある。
1と2からRAIDは不要、3からバックアップは必要ということで、1ドライブのNASに外付HDDをつけてバックアップを取る構成にしました。1ドライブのNASなら、1台の外付HDDでバックアップできます。
最初、TeraStationの中古を買ってHDDを入れ替えて使おうかと思いましたが、安くなっているものはHDDのインタフェースがPATA(IDE)のものでした。PATA接続のHDDは容量が最大500GBまでで、値段も高めです。さらに、今後入手が難しくなると思いますので、HDDが故障したら使えなくなるかもしれません。SATAに対応している新しいものはまだそこそこの値段がついていて、中古の「旨み」はあまりありません。
そこでNASについていろいろ調べ始めると、QNAP製品の評判が良いことが分かりました。ラインナップも豊富で業務用のものから個人用のものまであります。上の挙げた条件に当てはまるモデルももちろんあります。
QNAPの1ドライブモデルにはTS-110とTS-119がありますが、TS-119はファンレスだったのでこちらを購入しました。経験的にHDDよりもファンの方が先に故障するので、無いにこしたことはありません。冷却面が少し不安ではありますが。
[TS-119] QNAP TS-119 Turbo NAS (セットアップ編) ― 2010-08-20
TS-119のバックアップとして、MARSHALのMAL-1835B/Sを購入しました。USBだけでなくeSATAでの接続にも対応しているところがポイントです。eSATAならば接続インタフェースが転送速度のボトルネックになることはないでしょう。ちなみにAmazonで1,880円でした。
TS-119の中に入れるHDDは悩みましたが、結局容量単価が一番安かったWesternDigitalのWD20EARSにしました。AFT(4kセクタ)に由来するトラブルとか「低速病」とかイロイロあるのは知ってたのですが、ファームウェア3.2.5以降なら対応していること、低速病については販売が継続していることから個体あるいはロットの問題と判断して購入しました。基本的にTS-119はデータ倉庫として使うつもりなので、回転数の低さも許容範囲でした。
HDDをTS-119に取りつけマニュアルにしたがってセットアップしていきます。基本的にブラウザベースで設定できます。この時、ファームウェアは公式Webページからダウンロードした最新のものを指定しました。IPアドレスを初期値から変更したので、セットアップが終了しても完了画面が表示されずにしばらく気が付かなかった以外は問題らしい問題は起きませんでした。
今度は外付HDDをTS-119に接続し、フォーマットしていきます。こちらもあっさり認識して普通に使えるようになりました。
と、ここで気になったので念のためTS-119にsshでログオンし、fdisk -luを実行してパーティションの開始位置を確認してみました。
……8の倍数になってませんでした。外付HDDの方を確認してみると、こちらはちゃんと8の倍数になっていて問題なさそうでした。
Webを検索して調べてみると、どうやらファームウェアの更新タイミングが原因のようです。まっさらな状態でセットアップすると、出荷時のファームウェアでHDDの初期化(領域確保を含む)した後でファームウェアが更新されるようです。外付HDDはセットアップ後に初期化したため、新ファームによってパーティションの開始位置が正しく設定されたようです。
こうなってしまっては、改めてTS-119のHDDの領域確保からやり直すしかありません。管理画面からHDDの初期化を行っても領域の開放と再作成は行われないので、QNAPedia Community Wiki のComplete ReinitializationにあるMethod 1 (Hot swapping) を実行しました。TS-119はホットスワップに対応していないので少し心配でしたが、前モデルらしき「TS-109も同じ」とあったのでやってみたら大丈夫でした。
再びパーティションの開始位置を確認してみると、今度はちゃんと8の倍数になってました。ちなみに、この作業を実施すると実施前よりCrystalDiskMarkの4,000MBテストで、Sequential Read、Sequential Writeともに10MB/sくらい向上しました。
外付HDDの共有フォルダに対して同じようにCrystalDiskMarkでテストしたところ、TS-119の内蔵HDDと同じくらいの速度がでてました。eSATA接続の効果はあるようです。バックアップ時間の短縮に貢献してくれそうです。
[TS-119] QNAP TS-119 Turbo NAS (運用編 その1) ― 2010-08-21
セットアップしたTS-119に自分用の共有フォルダを作成して、デスクトップPCにおいてある写真などをコピーしました。トラブルがあると困るので、移動ではなくコピーして確認してから削除しました。
写真などをローカルから移動し終ったたところで、この自分用の共有フォルダをマイドキュメントに指定することを思いつきました。ノートPCでも同じようにマイドキュメントを共有フォルダにすれば、デスクトップと同じ感覚で使用できるようになります。
マイドキュメントにあるファイルもコピーして、マイドキュメントフォルダの場所をNAS上に指定するだけで、すんなりうまく行きました。試してみると、2つのPCでファイルの有無を意識しないで済むのは予想以上に快適でした。
このままでもいいのですが、ノートPCを持ち出した時やNWトラブル等でNASに接続できなかった時に支障がでるので、このフォルダをオフラインフォルダに指定しました。オフラインフォルダに指定するとローカルにキャッシュを作成し、自動的に共有フォルダと同期してくれます。共有フォルダにアクセスできないときは、このキャッシュを利用して作業をすることができます。
キャッシュの同期タイミングは、どのタイミングでNASに接続できるようになるか分からないので、ログオン時とログオフ時の両方を指定しました。トラブルを考慮せず、ノートPCの持ち出しだけを考えるならログオン時だけでもいいと思います(外出先での変更を帰ってきてログオンしたときに同期する)。
これで完璧……と思いきや、2つほど問題がありました。一つは、マイドキュメントフォルダの容量が大きすぎて、ノートPCでキャッシュの作成に失敗してしまうことです。もう一つはファイル数が多すぎて、ログオン/ログオフ時の同期に時間がかかることです。
オフラインフォルダのキャッシュはCドライブに作られます。キャッシュを作成するフォルダを変更することもできるようなのですが、ノートPCのHDDは60GBしかないので解決にはなりません。
結局、写真などのデータをマイドキュメントからTS-119のデフォルトの共有フォルダPublicに移すことで解決しました。マイドキュメントフォルダがスリムになるだけでなく、写真などをLAN内のどこからでも見ることができ、便利になりました。
[TS-119] QNAP TS-119 Turbo NAS (運用編 その2) ― 2010-08-21
TS-119の構成が安定したところでバックアップをしてみました。が、これが予想以上に時間がかかりました。前のエントリでも書きましたが、外付HDD上の共有フォルダへのアクセス速度はTS-119本体のHDDとほとんど同じでした。なので、接続インタフェースがボトルネックではないようです。
バックアップはrsyncで行っているようです。rsyncでは転送量を少なくするために差分を計算すのですが、この処理がTS-119のCPU(Marvell 6281 1.2 GHz)には重たいのかもしれません。更新ファイルが多いのは最初のうちだけで、安定してくればほとんど時間がかからなくなるので気にしないことにしました。
購入前から気になっていた温度ですが、だいたいシステムが50℃、HDDが40℃くらいでした。金属性のケースも結構暑くなっていますが、これは放熱しているのだと思います。ヒートシンクを上に乗せてみると、ヒートシンクもそれなりに暑くなるので、多少は効果があるのかも知れません。
HDDに激しくアクセスするとさらに温度が上がると思いますので、夏場は注意したほうがよさそうです。
[PS3] 近接2台のPS3でアドホックパーティー ― 2010-08-22
まれなケースだと思いますが近くにPS3が2台以上いて、別々にアドホックパーティに参加する場合の問題と解決方法について書いておきます。
デフォルトの設定では、無線LANのチャンネル設定が「自動」になっているので、そのままだと1台のPSPが両方のPS3に接続していまいます。さらにPS3同士もつながって、相手のPS3につながっているPSPも接続してしまいます。このため酷いときはそれぞれのPS3に3つのPSPが接続下状態になります。
例) PS3がA,B、PSPが1,2であるとき、PS3(A)にはPSP(1)と(2)が接続した状態になり、PS3(B)にもPSP(1)と(2)が接続した状態になります。
1台のPS3に2台のPSPをつなげることもできるのですが、この場合はチャットできるのは一人だけになってしまいます(ボイスチャットは、ヘッドセットを2つ認識させれば二人同時に使えるらしいです(未確認))。
近くにあるPS3とPSPの組を別の組と混線させなければ良いので、それぞれの組で別々のチャンネルを指定すればこの問題は避けられます。上の例では、PS3(A)とPS3(B)を別々のチャンネルに設定し、PSP(1)をPS3(A)と同じチャンネル、PSP(2)をPS3(B)と同じチャンネルに設定します。
チャンネルの指定は、PS3の場合、アドホックパーティでSELECTを押すとメニューが出てきますので、そこで指定します。
PSPの場合は、メニューから「設定」→「ネットワーク設定」→「アドホックモード」で、接続したいPS3と同じチャンネルを指定します。
これで、混信すること無くアドホックパーティで遊ぶことができます。ただし、上の例のPSP(1)と(2)で直接遊ぶことはできななってますので、その場合はどちらかのPSPのチャンネルをもう一方のPSPと同じ(あるいは「自動」)にする必要があります。
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