目的と手段 ― 2006-02-24
子供を守る技術としてRFIDが注目されています.RFIDの無い人≒不審者として学校等への立ち入りを制限するのと,子供のRFIDを追跡して危険な場所にいないことを確認するのが主な利用方法のようです.
ただ,昨今の子供が被害者となった事件の報道をみていると,あまり効果があるようには思えません.同級生の親であったり,塾の先生であったり,普段から子供の近くにいる人が加害者となっているからです.
そんなわけで「子供を守る」という目的には,「RFID」という手段は適していないと思うのですがいかがでしょうか? 間違った手段で安心してしまうことが一番恐ろしい状態ではないでしょうか.
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