続・OpenOffice(LibreOffice)で年賀状の宛名印刷2009-01-02

ようやく年賀状を書き終りました。宛名印刷も4人までの連名に対応してみました。

完全に時期を逸してしまいましたが、コメントでリクエストがあったのでテンプレートを公開しておきます。暑中見舞や来年の年賀状の際に参考にしてください。

OpenOffice用宛名印刷(縦書き)テンプレート

以下、使い方とか(READMEとほぼ同じ)です。

始めに

WindowsのOpenOffice 2.4で確認しました。その他のプラットフォーム、バージョンでも動くとは思いますが確認してないのでわかりません。

  • 2011.1.20追記 Windows版OpenOffice 3.2でも動作しました。
  • 2013.1.1追記 Windows版LibreOffice 3.6.5.2でも動作しました。
  • 2017.1.9追記 Windows版LibreOffice 5.4.3だとレイアウトが崩れました。これの影響かもしれないので、ダウングレード(5.4.1以下)もしくは6.0のベータ版で試してみてください。
  • 2019.12.8追記 Windows(x64)版LibreOffice 6.3.3.2でも動作しました。

こちらでウィルスチェックは行っていますが、改竄されている可能性も0ではないので、念のためダウンロードしたファイルをウィルスチェックしてください。

  • 2014.2.21追記 展開後のファイル名が文字化けしていた場合は、Readme.txtに書かれたファイル名に修正してください。(ご指摘ありがとうございます > 2013.12.22のやまもさん)

住所録の整備

「はがき住所録テンプレート.ods」を開いて、宛名の情報を入力してください。

注意点

  • 「〒」は半角で入力してください(ハイフン入り)。「n1」~「n7」が自動で入ります。100人以上入力する場合は、「n1」~「n7」の数式をコピーして使ってください。
  • 長い住所は「住所1」と「住所2」に分割します。「住所1」に市区町村番地、「住所2」に建物名等を入れることを想定しています。
  • 4人連名にする場合は、「姓0」に姓を、「名0」~「名3」に名前を入力します。
  • 連名が3人以下の場合は、「姓」に姓を、「名1」~「名3」に名前を入力します。
  • 敬称は「名0」~「名3」に含めてください。

範囲指定は、 OpenOffice.org 3.0/2.0 で簡単はがき宛名印刷 の通りです。範囲名は「印刷用住所」にしてあります。

データソースの作成

これも、 OpenOffice.org 3.0/2.0 で簡単はがき宛名印刷 の通りですが、データソースの名前は、「はがき住所録」にしておきます。レイアウトファイルのフィールドにデータソース名が含まれているので、違う名前にすると、そちらも変更しなければなりません。

住所録を変更した場合は、住所録を保存してからodbファイルを開きなおして、変更が反映されていることを確認してください。反映されていない場合は変更箇所が範囲指定外になっているかもしれないので、範囲指定を見直すか、最後に追加するのではなく途中に行を挿入して追加してみてください。

レイアウトの整備

「カスタム縦書き印刷テンプレート.odt」を開いて、差出人の住所や氏名、郵便番号を変更します。裏面に書く場合は、バッサリ削除してかまいません。

印刷

「カスタム縦書き印刷テンプレート.odt」で普通に印刷すれば、差し込み印刷をするか聞いてきます。「はい」と答えて、印刷するレコードを指定すればOKです。

エラーになる場合は、データソースの指定が間違っているのだと思います。「編集→データベースの交換」で、2.で作ったデータソースが指定されているかを確認してください。

その他

OpenOffice.org 3.0/2.0 で簡単はがき宛名印刷 にあるファイルをいじっただけなので、分からないことがあれば上記のページを見てください。

  • 2013.1.1追記 LibraOffice 3.6.5.2で1枚ごとに空白ページが印刷される場合は、「ファイル→プリンタの設定→オプション→その他」の「自動的に挿入された空白ページを印刷」のチェックボックスをはずしてみてください。

以上です。