PSP復活!しかし…… ― 2007-10-26
修理に出していたPSPがかえってきました。故障の症状は
- ACアダプタをつけてプレイ中に突然電源が落ちる
- アナログパットの左右方向の入力が異常
の2点です。1.についてはバッテリが満充電でも落ちてしまうので予防不能です。2.については左方向に操作しても、認識されないことが多く、何もしないと断続的に右方向へ勝手に移動するというものです。親戚のPSPでも同じような症状がでてたそうなので、よくある症状なのかもしれません。
修理に1万円以上かかるようなら新型を買おうかと思っていたのですが、見積をとったところ6,000円強だったので修理しました。修理期間は見積を含めて約2週間でした。ちょっと遅い気もしますが、許容範囲だと思います。
修理明細によると次の3つが交換されてました。
- DCジャック
- ウエカバー
- カヘンテイコウ
上で挙げた故障症状1.の原因がDCジャック、2.の原因がカヘンテイコウ(可変抵抗)なのでしょう。問題は「ウエカバー」です。どうやら表側のパネルらしいのですが、これに対応する症状は申告していません。見積結果の連絡をうけたときもそのような話は聞いておらず、ただ液晶の保護シートをはがすことに同意を求められただけでした。場所的に修理の邪魔にはならないはずなので、変だなとは思ったのですが……。
で、明細書の診断症状には、
「外筐のキズ/損傷」
というのが追加されてましたが、別に割れたりしておらず目だったキズもついてませんでした。頼んでもいないのに交換された模様です。
かえってきたPSPを良く見ると、交換前とは外観が異なります。アナログパッド用の穴が前より大きくなってます。前はアナログパッドよりも小さかったのですが、今は一回り大きくなっています。
おそらく、アナログパッドに使用している「カヘンテイコウ」の部品が変わったのだと思います。以前の部品よりも軸の部分が太くなったので、ストロークを確保するために穴を大きくする必要があるのだと思います。このため以前のパネルでは新しい部品をつかえなので交換されたのでしょう。
それならそうと書いてくれればいいのに、「外筐のキズ/損傷」なんて症状を追加するなんて姑息な感じがします。さらに、修理明細に費用内訳が書かれていないのも不信感を禁じ得ません。さらに、個人情報の扱いについて「当社」という言葉が使われているのですが、明細書のどこにも発行者がかかれていません。ついでに電話番号もまちがってました。
#修理を受け付けてもらった小売店からは見積もり結果の電話がかかってきたので、電話番号の件は明らかに修理部門のミスです。
これまで何回か電気製品を修理してもらったことがありますが、明細にはきちんと部品代や技術料(訪問の場合は出張費も)が明記されていました。こんなにいいかげんなのは初めてです。
最近、SONYのブランドイメージが崩れてきているように思いますが、こういった細かい不満の積み重ねがそうさせているのではないでしょうか
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